離人症診断

離人症の診断について

離人症であるかを診断する際、
まずはこの障害の最大の特徴である、
現実感の喪失について確認します。

 

 

現実感の喪失とは、自分が自分でないように感じられたり、
精神が体から離脱して俯瞰してみているように感じるというものです。

 

俯瞰(ふかん)とは、
高い位置から全体を見渡す事を言います。

 

 

一般的には、広い視野を意味するので、
よい視点とされることが多いのですが、
離人感という点では不思議な感覚であり苦痛という事になりますね。

 

 

この現実感の喪失を体験しながらも、
現実を判断する能力はあるため、
奇妙に見える世界に苦しむ方が多くいます。

 

 

自分自身が混乱状態であることを自覚できるということが、
離人症の診断ポイントのひとつです。

 

 

 

離人症であるかの診断は、

  • 現実感の喪失があるか
  • 現実の判断能力の有無

などをみます。

 

 

現実感の喪失は、その内容に個人差があり、
バリエーションが豊富です。

 

診断の際は、さまざまな側面から現実感の喪失について確認されるでしょう。

 

 

また、てんかんやアルコール中毒、
薬物中毒などの症状の可能性もあるため、
これらに該当するものではないかも調べられます。
さらに、精神障害が他にないかも確認されるでしょう。

 

 

診断では、検査などは行われず、
医師が具体的な症状を引き出すために、
誘導的に口頭で確認することが多いでしょう。

 

 

自分の事を明らかにすることは、なかなか辛い部分もあるかと思いますが、
しっかり話をして、あなたに合った適切な治療法を行っていくことが重要なのです。

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